月2回の源氏物語の読書会。

つたない講師でほんとに申し訳ないと思いながら、
毎回、とても楽しく源氏を読んでいます。

大学時代に読んでいた時と、
アラフィフになってから読む今とでは、
印象がまったく違います。

今は、平安時代の書き手や読み手や、その背景に思いがいってしかたありません。



こちらのヤマモト淳子さんの書が、とってもおもしろい。

その中にあったのが、「平安時代の勤怠管理システム」という章。

匂宮や薫は、いつも忙しい、忙しいと言っていて、
忙しくなかなか宇治に行けない、
とぼやいています。

いったい、何がそんなに忙しいのかと勤務体系について興味がありました。

山本淳子さんによれば、
飛鳥時代の出勤は、午前4時頃。
奈良時代の出勤は、午後7時頃。
そして、平安中期になると点呼は午後2時頃になったとのこと。

朝はゆっくりだけど、その後が長い。
夜中まで勤務。
また、宿直も多い。

ということで、時間的拘束が長くて宇治になかなか行くことができなかったらしい、ということのようです。

宿直が多いので、
「雨夜の品定め」のような夜中の漫談が行われたりしたんですね。

平安人の生活について、さらに知りたくなりました。